「高校生消費生活講座」で講演しました(砺波高校)

2016年7月7日(水)
 「主権者教育」に続いてその翌日は「高校生消費生活講座」でした。

 

 「高校生消費生活講座」というのは,富山県弁護士会の消費者問題対策委員会が10年ほど前から高校生向けに行っている消費者教育の一つです。富山県消費生活センターとタイアップし,県内の多くの(実数は分かりませんがかなり多くの数だと聞いています)高校に弁護士を派遣して,若者が遭いやすい消費者被害の実態や契約の基礎について講義しています。

 

 私はここ数年,県立砺波高校に派遣されており,今年も同校の1年生約200人にお話をしてきました。

 高校生が160707高校生消費生活講座(砺波高校)-34_merged_01遭遇するものといえば,やはり携帯・スマホが発端となる被害です。
 私の携帯やスマホにも毎年何件かの詐欺メールが届きます。それをネタにして,奴らはどうやって騙してくるのか,どこが騙しのポイントなのか,といった騙しのテクを披露しています。

 

今年はさらに「デート 商法」の手口も話してきました。

 

 

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架空請求メール

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私のスマホに届いた詐欺メール

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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松潤からもメールが届く(笑)

 途中,「あっ」と驚くある動画(企業秘密なので非公開。笑)を見てもらったり,かつて私がヤミ金と交渉した際の会話を聞いてもらったりすると,生徒たちはとても興味を示してくれます。

 

 まだまだ社会にもまれていない純粋な生徒たちに,世の中ひどい奴がいるんだということを知ってもらい,自己防衛の仕方を教示した上で,何かあったらとにかく「消費生活センター」に相談するようにと強調しています。

 

 この活動が,若者を守る一助になれればいいなと思います。

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